重心児には、ほぼ高卒後の選択肢がありません。生活介護が付く事業所でフィットするタイプを見つけるか訪問介護か。高校からの提案もやはり同じでした。学校が好きな未來のために私たちは、事業所でさらに4年間の学びもおこなう「福祉型専攻科」6事業所にアプローチ。でも生活介護の支援が要る重心児は難しく、ことごとく笑顔で門前払いされました。2つの事業所が数日のトライアル体験までさせてくれ、一つはかなり希望が持てたのですが12月にドタキャン、残る一つも週1で2時間程度ならと断念せざるを得ませんでした。
介護主体の生活は未來から笑顔を奪うのが目にみえているだけに、難度が高いけれど温めていたプランB(大学)とC(生涯教育事業)を即座に実行。SNSで知り合った新居優太郎さんのお母さんから放送大学の情報を教えていただき、大阪学習センターに連絡。所定の障害者のための特別措置願を提出後、息子を交えての面談を受けました。
面談で息子は緊張と不機嫌でずっと相手を見据えたまま。受け入れは難しいかもと思いつつ、高校の授業姿勢や選択式で試験に臨んでいたこと、好きな科目などを伝えつつ猛アピール。一人の面談者からWAISテストの提出を求められ、やっぱり必要かと諦めかけた時、主任面談者がその場で不要とおっしゃってくださり、あっけないほどに入学が決まりました。やはり普通高校の卒業証書のおかげでしょうか。(放送大学は支援学校卒でも入学できます)

もう一つの卒後の学び事業も並行で考えていて、注目していた愛媛大学・苅田知則教授の訪問カレッジ・オープンカレッジ@愛媛大学は、当初募集地域が違いすぎて眺めるだけでした。でもその年から四国だけでなく中国地方にも募集エリアが広がったことに勇気(近畿まであと一歩と妄想)をもらい、無理を承知で利用申込書を送りました。メールでも熱意を伝えたところオンライン面談まで進み、卒業寸前に入学許可をいただけることに。未來お待たせ!どっちもおめでとう!!



