未來の大学生活を肯定できた日

放送大学は日本でいちばん開かれた大学(The Open University of Japan)を謳い、障害ある学生にも広く門戸を開いています。高卒資格があれば誰でも学士をめざすコースに入学でき、さらに障害者にはさまざまな修学支援が認められます。未來の場合も、障害特性に合わせた合理的配慮を決定していくために、面談の前にまず特別措置願の申請が必要でした。

ただ申請書を見たときは高等教育機関である大学におじけづき、当初なかなか記入できませんでした。それでも小中高と学校に近づくと笑顔が出て、学び時間も年を追うごとに集中できてきている未來を見ているうちに、一般的な成果評価主義から離れてもいいのではないか、純粋な彼の気持ちと希望する未来を堂々と書けばいいのではと思い直し、一気に書き上げました。

なんだかとても気持ちよかったのを覚えています。必要に迫られてとはいえ、想いを支援者である自分自身から肯定することの大切さに気づけました。その後の面談にも過度に緊張せず臨めましたし、後々の科目履修から対面授業の心構えまでここで基礎づくりをしていたんだといまさらながら思います。

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