1974年開校以来、いわゆる社会のセーフティネットを担う高校として、実践的なチャレンジを続けてきた大阪府立西成高等学校。かつては教育困難校、底辺校と呼ばれていましたが、2006年にいち早く知的障がい生徒自立支援コースを設置、2015年には総合学科エンパワメントスクールへ改編。2024年からステップスクールとして安定した志願を維持しています。
つまづき、不登校、国籍、貧困、障害など多様な背景を持つ子どもたちも多いのですが、指導方法はとてもユニーク。テスト重視の評価主義ではなく、自信をつけ直し社会で活躍できる力を育てていこうと「モジュール授業」「習熟度別授業」「障がい理解HR」「遅めの始業時間」などの他に、独自の「反貧困学習」や全国に先駆けた第3の居場所「学校内カフェ」も推進しています。

未來が学ぶ「知的障がい生徒自立支援コース」は調理など自立のためのいくつかのカリキュラムを除けば、普通学級と同じ日常です。他校の自立支援コースでは区別が少し残るところもあるようですが、先生方も皆さん熱く優しくて、未來の目にみえる成長に大きく影響した高校です。

