療育園でも運動会はありました。ただ時折笑うものの反応が薄く人見知りや低緊張の体もあって床に張り付いたままの時間が過ぎていくようで、障害が重い子どももたくさん参加している中で、少し針のむしろに座っている感覚がありました。まだまだ子どもを受け入れていなかったんだと思います。

その一年後、人を積極的に求め出した保育所での運動会。未來の祖母を交えて家族で見学に行きました。通園で環境にも慣れた未來は、以前とは違いリラックスしているようでした。見学でまずびっくりしたのは法被や太鼓など小道具が本気で、子どもたちもそれに応えるかのように元気いっぱいの躍動感。お友だちに車を押されての入場行進から私たちのテンションも上がります。お遊戯、行進、棒登り、だんじりのうねり姿や踊り、かけっこなどぎゅうぎゅうに楽しさを詰め込んだ進行に、いつしか私たちは笑顔いっぱいで未來や子どもたちを応援していました。棒登りが怖くて泣く未來や遊戯中に疲れて鼻水でちょうちんを膨らませる姿にも癒されました。


子どもと一緒に成長するってこういうことなんですね。おかげで障害があってもあるべき暮らしのカタチを実感することができました。

