少人数で2学級しかなく6年間一緒だった小学時代は、参観日や集団登校などを通して自然と子どもたちの名前を覚えられました。ところが2つの小学校から集まる中学校では、3クラスに増え一気に賑やかに。小学校から大の仲良しさんが同じクラスで安心したものの、日誌や連絡帳では毎日初めて聞く子どもたちとの関わりが記述されてきます。

なんとか彼らに感謝を伝えたくてやり始めたのは、会ったこともない子も含めてクラスメイトの名前を全部覚えること(全学年は無理と判断)。しかも数週間以内にと自分に期限を付けて。集団登校もないので朝の登校時はもちろん授業公開日までに名前を覚えたくてクラス写真を拡大、先生に事情を説明して分からない子の名前を記入してもらいました。毎朝毎夜、ルーペを使いながら些細なポイントも含めた彼らの特徴と名前を結ぶ特訓に励みました。
登校時に名前を呼んで日々のお礼を伝えられた時はやっぱり嬉しく、一学期が終わる頃には子どもたちからも元気な挨拶をもらえるようになりました。その後も毎年続けていきましたが、成長期の変貌ぶりについていくのは結構大変でした。
