未來の学びの歩みは、彼の気持ちに気づいた私たちが、しっかり社会で育ていこうとした決意からはじまります。周囲に支えられた地域の小中学校時代を幸せに過ごし、難しいと思われた高校受験にも合格。さらには大学にも進め、未來に関わる人たちやSNSで繋がる人たちから熱い励ましや期待をいただくようになりました。なかでも集まる友だちの多さは、話せない歩けない重心児では極めて稀と言われるまでになりました。
でも区別なく健常児に当てはめれば何でもないこと。未來と障害程度が同じくらいで似た子どもがいるかさまざまなルートで探してみましたが、なかなか出会うことができません。いかに障害児だと互いに関わり合い、育ち合う環境を与えられないのか再認識できました。同時に、このサイトで発信する情報に興味はあっても、需要があるのだろうかとも正直思いました。
いま私たちには夢があります。ひとつは、人の中に生き続けるということをきちんと実感したい。幸い未來にはこれからも大切な仲間と言ってもらえる友だちや恩人恩師がたくさんいます。もうひとつは、同期同世代の子どもたちがより成長していった時に、未來が自慢の親友になっていてほしいこと。

彼らが未來と深くたくさん関わってくれたおかげで、何もないところから友だち関係をどんどん育てられたり、目標や社会の壁を乗り越えられました。それらを詳らかにすることで、ただ幸運で稀な事例ではなく、知りたかった箇所がより目に見えるようになり、人や社会に必要なバトンが届くのではないか。周囲との記録がこれからもお役に立つ時があると、未來と新冒険をはじめます。
